人のものを取ったり騙したりしないと生きていけなくて、悪いと教えてくれる人も周りにいなくて、偏見なく自分と話をしてくれたツバメに飢えや寒さの心配をしなくていいと誘われツバメになって飛んでいくけど、しばらく育った村が恋しくて毎年帰って来るんだろうな ツバメになった時乞食の子は亡くなっていて、それにさえ気づいて貰えなくて、今までの行いはどうあれ、悪口だけ言われ続けてるのってしんどいよな…ってちょっと思った
小川未明童話集しか、小川未明の作品は読んだことがありませんが、お気に入りの話です。 小川未明の描く話は、きれいで、どこか物悲しくて、読むとやりきれない気分になる作品が多い気がします。 これも、慈悲があまりない作品かな……と。 乞食の子供が改心したり、村の人がやさしくなったりする展開じゃないところ、つばめになって終わり、ってところが救いがなくて、すきです。
童話というものがこういう物なのかもしれないが…海外の童話のような不思議要素を日本を背景に取り入れたまでは良かったものの、そこに発生するであろうドラマが書かれていないので読み物としては物足りなかった
子供なのに、誰も愛してあげないから、生きていくため悪いことをするしかなかった。南の国より、本当はこの村がすきだっただろうに。 何故かもの悲しい!
どういうことか、よくわかりませんでした。 幼いころ、見た本の挿し絵は 思い出すが こんな話だったかしらと 不思議な気持ちです。