面白かったし、ちょっと考えさせられる話だと思いました。
「眠くなって寝る町なんて素敵じゃない、良い場所だという物語ならいいなー!」と冒頭から思いながら読んだ。 眠い町がなくなってしまって残念だったが、少年が世界中を旅して「疲労の砂」をふりかけている情景を想像すると楽しくなる。 2021/04/04読了。
寓意と 暗示に 満ちたお話しです。 心穏やかに してくれます。 眠く なるかも 知れないと感じました。
終わりの所で少し驚きました 期待通りにならなかった どこか儚さを感じるな
おじいさんは袋の砂をまきながら世界をさすらってるのかな 読後感がさびしい
未明さんのコンセプトとしては、あまり他に類を見ない。自然や人間性をないがしろにした開発に対する批判と懸念。 サンドマンが眠っている人の瞼に砂をまき安眠させるという西北欧の民話からヒントを得たのか。
もし車にアクセルだけでブレーキが無かったら、暴走して止まれなくなってしまう。休むことも必要なんだ。
落ちがなんか、安ぽかった。
舞台はとある町だが頭のなかで単位が世界になり、宇宙になる。けどまた足下に戻ってくる面白い話だと思う