「町のお姫さま」の感想
町のお姫さま
まちのおひめさま

小川未明

分量:約7
書き出し:昔《むかし》、あるところに、さびしいところの大好《だいす》きなお姫《ひめ》さまがありました。どんなにさびしいところでもいいから人《ひと》の住《す》んでいない、さびしいところがあったら、そこへいって住《す》みたいといわれました。お供《とも》のものは、お姫《ひめ》さまのお言葉《ことば》だからしかたがありません。人《ひと》のだれも住《す》んでいない、山《やま》の中《なか》にでも、お姫《ひめ》さまのゆかれ...
更新日: 2016/05/09
芦屋のまーちゃんさんの感想

何が言いたい作品なのだろう? 小川氏の短編にしてはわかりにくい。 自然と雑踏との対比なのだが、自然=静寂、雑踏=喧騒のはずが、人によっては逆の場合があると言いたいのか? 人の才能・能力も自然のカには及ばない、とのことか? 主人公の「しずかな所に行きたい」という意図は、自分の能力(歌の才能)が常に一番であると認識できる所の意か? いずれにしても、よくわからない!