小川未明
何が言いたい作品なのだろう? 小川氏の短編にしてはわかりにくい。 自然と雑踏との対比なのだが、自然=静寂、雑踏=喧騒のはずが、人によっては逆の場合があると言いたいのか? 人の才能・能力も自然のカには及ばない、とのことか? 主人公の「しずかな所に行きたい」という意図は、自分の能力(歌の才能)が常に一番であると認識できる所の意か? いずれにしても、よくわからない!