「消えた美しい不思議なにじ」の感想
消えた美しい不思議なにじ
きえたうつくしいふしぎなにじ
初出:「童話」1921(大正10)年8月

小川未明

分量:約32
書き出し:それは、ここからは見《み》えないところです。そこには黒《くろ》い、黒《くろ》い河《かわ》が流《なが》れています。どうしたことか、その河《かわ》の水《みず》は真《ま》っ黒《くろ》でありました。河《かわ》が真《ま》っ黒《くろ》であったばかりでなく、河原《かわら》の砂《すな》もまた真《ま》っ黒《くろ》でありました。そして、その河《かわ》は音《おと》もたてずに、また真《ま》っ黒《くろ》な大《おお》きな森《...
更新日: 2016/09/03
YELLOWテントマンさんの感想

幸福の砂をまくことは、かえって一部の人たちのみが幸せになり、そのほかの人たちは不幸のままになる。 アベノミクスのエンジンをふかすことも、一部の人たちのみ豊かになり、そのほかの人たちは貧乏なままであることと、似ている。