読んでると薔薇の匂いのしそうなきれいな話です。 十分で読み追われるので、カフェの待ち時間などに読むと余韻に浸れるかな、とおもいます。 ちょっと、わかりにくいところがあった。 青年兵のくだりは幻なのか、現実の事なのか。 やや難解な童話に感じました。 自分が読み取り不足なのかもしれませんが…。
老人兵は 青年兵の 無事を祈っていたからこそ 皆殺しの噂などは 信じたくなく 指揮官になった 青年兵が 通りすぎる 夢を みてしまったのでしょう。 香しい野バラも 枯れてしまいます。
良い話。泣けた。
これはかなりいいですね。国がどんな状態でも、心は平和に満たされる事もあるもんですね。良いお話です。
すてきな香りを送る野ばらも、こずえから聞こえる鳥の声も、鮮やかだったのは青年のおかげ。童話の世界の終わりを感じました。
野ばらと老人と青年、暖かくもあり悲しくもある、人と自然の交流の儚さを感じました。