「泣きんぼうの話」の感想
泣きんぼうの話
なきんぼうのはなし
初出:「時事新報」1922(大正11)年8月16日

小川未明

分量:約8
書き出し:あるところに、毎日《まいにち》、よく泣《な》く子《こ》がありました。その泣《な》き様《よう》といったら、ひい、ひいといって、耳《みみ》がつんぼになりそうなばかりでなく、いまにも火《ひ》が、あたりにつきそうにさえ思《おも》われるほどです。その近所《きんじょ》の人々《ひとびと》は、この子《こ》が泣《な》くと、「また、泣《な》きんぼうが、泣《な》きだしたぞ。ああたまらない。」といって、まゆをひそめました...
更新日: 2024/04/28
19双之川喜41さんの感想

 古事記伝に 昼も夜も 大声で 泣き募る 神様の 話が 記されているけど 未明が そこから 題材を 拾ったのかは 知るよしもない。少しばかり 表現が 硬い ところは 目に付くけど 読み聞かせに 向いている かもしれないと 感じた。

更新日: 2018/04/25
62c345fad1a9さんの感想

坊やは坊やなりに事情があるんだと思う。最後はビックリだったが、ばあさんにとっても良かったのかもしれない。いろいろ思いめぐらせる御話だ。

更新日: 2016/02/19
7b24beb875ccさんの感想

花になっちゃいやだね!もっとひねりが欲しい。残念な作品だ!