「渡良瀬川」の感想
渡良瀬川
わたらせがわ

大鹿卓

分量:約702
書き出し:第一篇那須ヶ峰にのぼる煙りのこころあらば雲井につげよ民の心を(明治十七年)正造第一章乞う、陸地測量部二十万分ノ一の地図「日光」及び「宇都宮」をひろげてみよ。中禅寺湖をかこむ外輪山の南面、松ノ木沢に源を発してうち重なった緑のひだのあいだを南流する一川に気づくであろう。それは赤城山脚を右岸とするあたりからおおきく東南に転じ、左岸に日光山彙からなだれてきた一群の丘陵の裾をおさえつつ、大間々、桐生、足利と...
更新日: 2022/03/23
19双之川喜41さんの感想

 正造は 公害問題の先駆者であり 日本を近代的な国にするのに大きな力を貸してくれたように思う。 どこかの国のように 三つ編みができるほど に鼻毛延び放題で 昼でも粉塵のために 薄暗くても 異を唱える人は ほぼいないような 自称 先進国家の 支配者に読ませたいものであると思った。