「逢状」の感想
逢状
あいじょう

吉井勇

分量:約3
書き出し:祇園で今では見られなくなつたものに、「雑魚寝」のほかにもうひとつ「逢状」というものがある。これは客が来た時に茶屋から名差しの芸妓や舞妓に出すものであつて、大体葉書大位の紙に、「××さまゆゑ直ぐさまお越しねがひ上げ候」という文句と茶屋の名とが印刷してあり、××というところに客の名前を書き、それに相手の名前を書いて、それぞれ芸妓や舞妓の屋形に届ける。そうするとそこの苧姆《おちよぼ》がそれをそれぞれの出...
更新日: 2018/12/01
a61fcd7d6540さんの感想

逢状は素敵ですね。 詩情があります。 読む方、もらう方の気持ちがたくさんこもった良いものだったのでしょうね。