橘外男
雙之川喜1941 なんとも 強力な 潮流に 流された 船が 不思議なる 国に 漂着して 人びとが うろうろと 歩き 回る 壮大な 読み物で ある。特に 企みや 詩情が 込めて あるわけでは なく 感銘の 受けようがない。 ほらを 吹き はじめたら 止まらなく なった という 饒舌体の 読み物と でも 言うべきか。