「怪談牡丹灯籠」の感想
怪談牡丹灯籠
かいだんぼたんどうろう

03 序詞

03 じょし

鈴木行三

分量:約3
書き出し:文字能く人の言語を写すと雖も、只其の意義を失わずして之を文字に留むるのみ。其の活溌なる説話の片言隻語を洩さず之を収録して文字に留むること能わざるは、我国に言語直写の速記法なきが為めなり、予之を憂うること久し、依て同志と共に其の法を研究すること多年、一の速記法を案出して、屡々之を試み講習の功遂に言語を直写して其の片言隻語を誤まらず、其の筆記を読んで其の説話を親聴《しんてい》するの感あらしむるに至りし...
更新日: 2023/08/16
19双之川喜41さんの感想

 速記術の 先駆者である 著者が 怪談を 寄席で 文章化するに ついての 意気込みを 述べた 文章である。文字世界での その影響力は 大きく もっと 識られて よい 傑士と 想った。