「夜の赤坂」の感想
夜の赤坂
よるのあかさか

国木田独歩

分量:約18
書き出し:東京の夜の有様を話して呉れとの諸君《みなさん》のお望、可《よろ》しい、話しましよう、然し僕は重に赤坂区に住んで居たから、赤坂区だけの、実地に見た処を話すことに致します。先づ第一に叔母様《をばさん》などは東京を如何《どんな》にか賑かな処と思つて、そろ/\と自分の眼で自分の景色を形《つく》つて居なさるだらうが、実地見ると必定《きつと》その想像の違つて居たことに驚かれるだらうと思ふ。京にも田舎ありとはよ...
更新日: 2025/03/31
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941 その頃の 赤坂 辺りは 樹木が うっそうと 繁り 夜店が 開かれている ときには 賑わいを 見せたりするけど 小動物を 見かけたりすることは 珍しいことではなく 武蔵野の はじまりととも 言われており 今とは 隔世の 感が あった ようだ。たまに 芝居小屋が 立つと 景気づけに ドン チャンと 鳴り物で 人寄せを はかり 縁日には 狸も 驚く はかない 雑踏が 出来たりしたと いう。

更新日: 2023/09/06
8eb05d040692さんの感想

今は都会の赤坂にも、昔は狐狸が住むよう場所あったとのこと。国木田独歩の散策日記かな