「干物」の感想
干物
ひもの

中原中也

分量:約1
書き出し:秋の日は、干物の匂ひがするよ外苑の鋪道しろじろ、うちつづき、千駄ヶ谷森の梢のちろちろと空を透かせて、われわれを視守る如し。秋の日は、干物の匂ひがするよ干物の、匂ひを嗅いで、うとうとと秋蝉の鳴く声聞いて、われ睡《ねむ》る人の世の、もの事すべて患《わづ》らはし匂を嗅いで睡ります、ひとびとよ、秋の日は、干物の匂ひがするよ底本:「中原中也詩集」角川文庫、角川書店1968(昭和43)年12月10日改版初版発...
更新日: 2025/05/22
8eb05d040692さんの感想

干物と言うのは枯れた臭いことかなと思った