「青い草」の感想
青い草
あおいくさ
初出:「教育行童話研究」1938(昭和13)年4月

小川未明

分量:約13
書き出し:小《ちい》さな姉弟《きょうだい》は、父《ちち》の目《め》が、だんだん見《み》えなくなるのを心配《しんぱい》しました。「お父《とう》さん、あのカレンダーの字《じ》が、わからないの?」と、壁《かべ》の方《ほう》を指《さ》していったのは、もう前《まえ》のことであります。お父《とう》さんが、会社《かいしゃ》をやめてから、家《いえ》の内《うち》にも夜《よる》がきたように暗《くら》くなったのです。「私《わたし...
更新日: 2019/11/23
19双之川喜41さんの感想

 次第に 視力を失い 生活のために 路頭で 尺八を 演奏して暮らしていこうかと 一歩を 踏み出した 父親の 立ち位置に 芽生え始めたのが 青い草である。

更新日: 2017/04/26
c919668fc12dさんの感想

母親の検査入院に付き添い、病院の廊下で読みました。小川未明は母親も好きな作家でもあり、今の自分の心情にもぴったり来る作品でした。