「兄の声」の感想
兄の声
あにのこえ
初出:「子供の広場」1946(昭和21)年4月

小川未明

分量:約16
書き出し:おかあさんは、ぼくに向《む》かって、よくこういわれました。「小《ちい》さいときから、おまえのほうは、気《き》が強《つよ》かったけれど、にいさんはおとなしかった。まだおまえが、やっとあるける時分《じぶん》のこと、ものさしで、にいさんの頭《あたま》をたたいたので、わたしがしかると、いいよ、武《たけ》ちゃんは、小《ちい》さいのだものといって、にいさんは、おこりはしなかった。ほんとうに、がまん強《づよ》い...
更新日: 2018/06/26
芝野庵さんの感想

戦時中の切ないけど綺麗な話。読み返すとまた違った気持ちで読めるので何度でも読みたくなりました

更新日: 2018/06/23
53fd0fe4e3f6さんの感想

兄が帰って来た時の場面が特に印象に残った。