深い話だな
深い話。心やさしいことは、とても大切。でも、ずっと耐える純吉の姿に時には、理不尽なことに抵抗することも大切だと思った。そして、状況によって手のひらを返すような人の気持ちは、よいもんじゃない。けれど、それもまた人。
戦争をしている時代にうまれた人逹は洗脳されている。だからこそ自分で考えれる人間に成らなくっちゃ。
子供の童話の中にも、戦争の跡が残る作品となっている。お国のために死ぬという思想、後世の人間は軽々しく否定するが、当時はそれが常であったのだろう。強者も弱者も女も子供も戦った!金持も貧乏も身分に関係なく天才、秀才、馬鹿も皆、戦争で相殺された。 ノストラダムスの世紀末思想と似ている。天変地異を望むサラリーマン、私もそのひとりかも知れない。今風に言うと、リセットボタン思想か!ギリシャローマの時代から決して絶えることのない戦争には、何らかの意味があるのではないか?戦争は悪いこと、人殺しは罪である、なんて言うのは幼稚園児でも答える。それじゃ、何故この世から無くならないか?という問には大人でも答えられない。誰かが丁度良く死ぬから誰かが生まれるのだと思う。もっとも、生まれすぎないために戦争がある、なんて思想はトランプでも言わないだろうけどネ。