「からす」の感想
からす
からす

小川未明

分量:約9
書き出し:頭《あたま》が過敏《かびん》すぎると、口《くち》や、手足《てあし》の働《はたら》きが鈍《にぶ》り、かえって、のろまに見《み》えるものです。純吉《じゅんきち》は、少年《しょうねん》の時分《じぶん》にそうでありました。学校《がっこう》で、ある思慮《しりょ》のない教師《きょうし》が、純吉《じゅんきち》のことを、「おまえは、鈍吉《どんきち》だ。」と、いったのが原因《げんいん》となって、生徒《せいと》たちは...
更新日: 2016/11/28
33892b4c6131さんの感想

深い話だな

更新日: 2016/11/26
ayameさんの感想

深い話。心やさしいことは、とても大切。でも、ずっと耐える純吉の姿に時には、理不尽なことに抵抗することも大切だと思った。そして、状況によって手のひらを返すような人の気持ちは、よいもんじゃない。けれど、それもまた人。

更新日: 2016/11/26
494b310c694eさんの感想

戦争をしている時代にうまれた人逹は洗脳されている。だからこそ自分で考えれる人間に成らなくっちゃ。

更新日: 2016/11/20
芦屋のまーちゃんさんの感想

子供の童話の中にも、戦争の跡が残る作品となっている。お国のために死ぬという思想、後世の人間は軽々しく否定するが、当時はそれが常であったのだろう。強者も弱者も女も子供も戦った!金持も貧乏も身分に関係なく天才、秀才、馬鹿も皆、戦争で相殺された。 ノストラダムスの世紀末思想と似ている。天変地異を望むサラリーマン、私もそのひとりかも知れない。今風に言うと、リセットボタン思想か!ギリシャローマの時代から決して絶えることのない戦争には、何らかの意味があるのではないか?戦争は悪いこと、人殺しは罪である、なんて言うのは幼稚園児でも答える。それじゃ、何故この世から無くならないか?という問には大人でも答えられない。誰かが丁度良く死ぬから誰かが生まれるのだと思う。もっとも、生まれすぎないために戦争がある、なんて思想はトランプでも言わないだろうけどネ。