小川未明
少し切なくて、でもじんわり心が温まるお話。 ささいな事かもしれないけど、誰かを大切に想う気持ちが勇気に変わる。 素敵なことです。
おそらく筆者の幼稚園時代の思い出を描いた作品。感受性が強く、よくこんな風に覚えていると感心するくらいだが、そのくらい誰にも話せずにじっと胸に秘められていたことが、とてもいじらしい。
このお話好きです。主人公の心模様が自分の心にもすぅーっと入ってきました。どこか自分の幼い頃の記憶と重なるのかもしれませんね。