「だれにも話さなかったこと」の感想
だれにも話さなかったこと
だれにもはなさなかったこと

小川未明

分量:約9
書き出し:あのときの、女《おんな》の先生《せんせい》は、まだいらっしゃるだろうか。それにつけ、僕《ぼく》は、深《ふか》く心《こころ》にのこって、忘《わす》れられない当時《とうじ》の思《おも》い出《で》があります。しばらく、さくの外《そと》に立《た》って、もう一|度《ど》そのときのことを頭《あたま》にえがき、自分《じぶん》の子供《こども》の時分《じぶん》をかえりみました。どちらかといえば、僕《ぼく》は、内弁慶...
更新日: 2020/04/07
499e3b0a4ae8さんの感想

少し切なくて、でもじんわり心が温まるお話。 ささいな事かもしれないけど、誰かを大切に想う気持ちが勇気に変わる。 素敵なことです。

更新日: 2019/08/29
58670ebe546aさんの感想

おそらく筆者の幼稚園時代の思い出を描いた作品。感受性が強く、よくこんな風に覚えていると感心するくらいだが、そのくらい誰にも話せずにじっと胸に秘められていたことが、とてもいじらしい。

更新日: 2019/08/25
8e55054b92f3さんの感想

このお話好きです。主人公の心模様が自分の心にもすぅーっと入ってきました。どこか自分の幼い頃の記憶と重なるのかもしれませんね。