「中学へ上がった日」の感想
中学へ上がった日
ちゅうがくへあがったひ
初出:「台湾日日新報」1939(昭和14)年4月16日

小川未明

分量:約9
書き出し:毎日《まいにち》いっしょに勉強《べんきょう》をしたり、また遊《あそ》んだりしたお友《とも》だちと別《わか》れる日《ひ》がきました。今日《きょう》は卒業式《そつぎょうしき》であります。式《しき》の後《あと》で、男《おとこ》の生徒《せいと》たちは、笑《わら》ったり、お菓子《かし》を食《た》べたり、お茶《ちゃ》を飲《の》んだりしましたけれど、女《おんな》の生徒《せいと》たちは、さすがに悲《かな》しみが胸...
更新日: 2019/10/29
19双之川喜41さんの感想

 非常時だから それぞれ頑張ろうと 校長は 言った。 中学に入る日に 掴み合いの喧嘩をしてしまう。 どこかのおじさんが 「二人とも 日本の子供じゃないか」ととめる。 実に嫌味な 筋立てと 思う。