「船の破片に残る話」の感想
船の破片に残る話
ふねのはへんにのこるはなし
初出:「童話の社会」1930(昭和5)年3月

小川未明

分量:約10
書き出し:南《みなみ》の方《ほう》の海《うみ》を、航海《こうかい》している船《ふね》がありました。太陽《たいよう》はうららかに、平和《へいわ》に、海原《うなばら》を照《て》らしています。もう、この船《ふね》の船長《せんちょう》は、年《とし》をとっていました。そして、長《なが》い間《あいだ》、この船《ふね》を自分《じぶん》たちのすみかとしていましたから、あるときは自分《じぶん》の体《からだ》と同《おな》じよう...
更新日: 2019/11/01
19双之川喜41さんの感想

 未明には 珍しく 社会性を 持たせた 仕上がりと 思われる。 破片に 小鳥がたどり着き 揺らぐさまは 何とも 示唆にとみ 心も揺れると感じた。