「芽は伸びる」の感想
芽は伸びる
めはのびる

小川未明

分量:約19
書き出し:一泉《いずみ》は、自分《じぶん》のかいこが、ぐんぐん大《おお》きくなるのを自慢《じまん》していました。にやりにやり、と笑《わら》いながら、話《はなし》を聞《き》いていた戸田《とだ》は、自分《じぶん》のもそれくらいになったと思《おも》っているので、おどろきはしなかったが、誠《せい》一は、ひとり感心《かんしん》していました。お母《かあ》さんが、きらいでなければ、自分《じぶん》もかいこを飼《か》いたいの...
更新日: 2021/03/13
19双之川喜41さんの感想

 かつては 養蚕大国であった 日本は 子供たちも 繭を育てたりした。 桑の葉は 大事な餌なので 用意するのは難儀でもあった。 「もうすぐあがる」という表現は よく判らない。

更新日: 2017/06/19
なまにえさんの感想

感想欄を眺めていたら不思議な「あがる」という文字があったので読んでみた。蚕が糸を吐きはじめ、繭をつくるとき体の色がすこし透明になるという、それを別に入れ替える。これを上蔟(あがり)というらしい。 自分としては「キチキチ」が気になった。調べて、おそらく(ショウリョウ)バッタだと思う。なまにえ