小川未明
内気だった李さんが最後、源さんのお家のお菓子屋のために町を練り歩いて自慢のクラリネットを吹いているシーンに心がうっときました。戦争で敵どうしの国の2人がとても仲が良かったところに心があったかくなりました。 こんなに短いお話だけど、李さんと源さんの間の関係や時代背景や2人の住んでいる町の雰囲気、2人の人生、いろんなものが想像でき感じ取れました。 第三者の目線で見るからこそだと思います。