「夕暮の窓より」の感想
夕暮の窓より
ゆうぐれのまどより

小川未明

分量:約5
書き出し:光線の明るく射す室と、木影などが障子窓に落ちて暗い日蔭の室とがある。其等《それら》の、さま/″\の室の中には生活を異《こと》にし、気持を異にした、いろ/\な、相互いに顔も知り合わないような人が住んでいる。賑《にぎや》かな町に住んでいる人は、心を浮き立てるような笛や、ラッパの音や、楽隊の音色や、または、夕暮方の電車の音などに耳を傾けて、あてない空想に耽ったり、また、華かな瓦斯《がす》の燈火《ともしび...
更新日: 2016/08/22
芦屋のまーちゃんさんの感想

労働を憎んで、自殺を喜ぶ、 とは何事ぞ! いただけない思想だ! およそ、労働といっても低賃金の強制労働を言うのだろう。 思考を持たぬ長寿者を憎み、思考の末、 死を決意した短命者を尊ぶ。 そんなことだろうが、自殺は理由なく罪としなければならぬ。 肯定してはいけないのだよ!