「五百句」の感想
五百句
ごひゃくく

高浜虚子

分量:約52
書き出し:序『ホトトギス』五百号の記念に出版するのであって、従って五百句に限った。この頃《ころ》の自分の好みから言えば、勢い近頃の句が多くならねばならぬのであるが、しかし古い時代の句にもそれぞれの時代に応じて捨てがたく思うものもあるので、先《ま》ず明治・大正・昭和三時代の句をほぼ等分に採ったことになった。範囲は俳句を作り始めた明治二十四、五年頃から昭和十年まで、即《すなわち》昭和十一年十一月二十日に出版した...
更新日: 2021/05/13
19双之川喜41さんの感想

 コレラおじて 綺麗にすめる 女かな 大正三年に 流行したらしい伝染病が、窺われたりする。 井の頭公園▫二子玉川▫田園調布などの 吟行先も、興味深いと感じた。