「地底獣国」の感想
地底獣国
ちていじゅうこく
初出:「新青年」1939(昭和14年)8~9月号

久生十蘭

分量:約113
書き出し:プロローグモスクワの科学|翰林院《アカデミー》は、第二次五カ年計画期間中における文化的国家事業として、三つの企画《プラン》をあげ、国民教育省《ナルコムプラス》および国家計画委員会《ゴスプラン》を通じて中央委員会に提出し、第八回連邦ソヴィエト大会で承認された。三つの計画のうち最初の二つは次のようなものであった。1計画《プラン》・Л《エル》—北極洋冬季航路開発。2計画《プラン》・Ч《チェー》—北極圏横...
更新日: 2020/10/17
5d3f7622a0c6さんの感想

昔見た映画、地底探検と似ています。地底探検は1864年にジュールヴェルヌによって書かれていますので、久生十蘭がそれを下敷きにしたのでしょう。ですがヴェルヌに負けず面白い作品です。