キリスト教の思想家くらいにしか思っていませんでしたが、哲学者。 高校生の教科書に載せてもいいくらいに分かりやすい文で、内容も未来ある人に読んで欲しいものだ。
遺されたら 何が歓ばれるかと 言えば 金に決まっている。 事業も よいかもしれない。 とても無理なら 一隅を照らしている 各々の生きざまを遺そう と説く。 つもり積もって それなら 最大となりうると思った。
19歳頃に読んだ本ですが、今65歳でこの青空文庫で出会うとは思いませんでした。この本を読み、飲んべえ親父のことを見直すきっかけになり、これまでの自分の人生の中でも大きな支えとなりました。今の若者たちにもぜひ読んでもらいたい本です。
鑑三さん、すばらしい。