小川未明
子を思う母の気持ちと母を思う子の気持ち、どちらも優しく温かく、ほっこりとした気持ちになれました。
主人公の奉公先の「お嬢さん」が率直で悪意がなくて好感持てました。また、娘を都会に奉公に出した母親の思いが高価な着物に表れていて、親ってそういうものかもなぁ~と、しみじみさせられました。
母の思いやりがあって心に染みるものがありました、よかったです。