「草を分けて」の感想
草を分けて
くさをわけて
初出:「せうがく三年生 13巻3号」1936(昭和11)年6月

小川未明

分量:約10
書き出し:兄《にい》さんの打《う》った球《たま》が、やぶの中《なか》へ飛《と》び込《こ》むたびに辰夫《たつお》くんは、草《くさ》を分《わ》けてそれを拾《ひろ》わせられたのです。「なんでも、あのあたりだよ。」と、兄《あに》の政二《まさじ》くんは指図《さしず》をしておいて、自分《じぶん》は、またお友《とも》だちとほかの球《たま》で野球《やきゅう》をつづけていました。「困《こま》ったなあ。」と、思《おも》っても、...
更新日: 2019/09/02
19双之川喜41さんの感想

 辰夫は 蛾▫茸▫とんぼ▫はる蝉▫海ほおずきなどが やはり 好きだ。 兄の打ったボールを 草をわけいり探させられる。 小さなものは 好きだけど にがても おおい。 場面転換が 唐突なので 読み聞かせには 今一つかもしれないと感じた。

更新日: 2018/10/20
大宇宙の少年さんの感想

海ほおずきってなんだろうって思って調べてみたら、うーん… と感じました。 私は金魚すくいも楽しんでましたし、生まれ変わりたての蝉とか捕まえてましたし、この少年のような繊細な心は持っていなかったのでしょう。 小さな美しい世界だと思いました。

更新日: 2016/09/19
1d287681e624さんの感想

辰夫さんのやさしい気持ちを 理解できる人になろうと思いました。