「小さな弟、良ちゃん」の感想
小さな弟、良ちゃん
ちいさなおとうと、りょうちゃん
初出:「子供のテキスト」1935(昭和10)年8月

小川未明

分量:約11
書き出し:良《りょう》ちゃんは、お姉《ねえ》さんの持《も》っている、銀《ぎん》のシャープ=ペンシルがほしくてならなかったのです。けれど、いくらねだっても、お姉《ねえ》さんは、「どうして、こればかしは、あげられますものか。」と、いわぬばかりな顔《かお》つきをして、うんとはおっしゃらなかったのでした。お姉《ねえ》さんは、良《りょう》ちゃんをかわいがっていました。英《えい》ちゃんや、義雄《よしお》さんよりも、かわ...
更新日: 2020/12/03
b58dd182928cさんの感想

歳の離れた兄弟愛を感じることができました。