「ねこ」の感想
ねこ
ねこ
初出:「愛育」1937(昭和12)年1月

小川未明

分量:約7
書き出し:黒《くろ》ねこは、家《うち》の人《ひと》たちが、遠方《えんぽう》へ引《ひ》っ越《こ》していくときに、捨《す》てていってしまったので、その日《ひ》から寝《ね》るところもなければ、また、朝晩《あさばん》食《た》べ物《もの》をもらうこともできませんでした。しかたなく、昼間《ひるま》はあちらのごみ箱《ばこ》をあさり、こちらのお勝手口《かってぐち》をのぞき、夜《よる》になると、知《し》らぬ家《いえ》のひさし...
更新日: 2021/01/02
19双之川喜41さんの感想

 くろ猫は 飼い主の引っ越しの際に 捨てられた。 程なく 三匹の子を生むが 残った一匹が 幸せに成れそうなのを 見届けて 立ち去る。 同じ様なことを されたり したりは さておき 読み聞かせにも 最適と思う。

更新日: 2018/04/11
f1c6ea2877a6さんの感想

猫が好きなら、感動する。

更新日: 2016/07/30
d91a59b68196さんの感想

小川未明らしい作品ですね。 切ないです。

更新日: 2016/06/05
d6357c8fb727さんの感想

ねこが好きなので、母猫にも幸せになってほしいと思いました。

更新日: 2016/05/25
579335ee4ff4さんの感想

作者の優しさが伝わってくる物語です。

更新日: 2016/05/24
f716ca5cd2e0さんの感想

猫も大変です

更新日: 2016/05/18
3abbd348611aさんの感想

ねこ、 又わ、 犬を飼うのがめんどくさくなる、猫が 歳をとったから、飼い主が引越しをしなくてわいけないから、 いったい 動物を生きものとみているのか? それとも玩具の様にいらなくなったので捨ててしまうのか.........あまりにもかわいそうだと思いませんか? そして寂しく子猫を産み、 親猫として最後まで子猫に対して責任を持つ心。この小説の中でわ、人間よりニャンコのほうが、できがいいのでは??

更新日: 2016/05/17
f3a6a9b6f48aさんの感想

読んでいて虫酸が走る。 まずは猫は人間を必要としていない。 人間のそばにいるよりも森の中に居たほうがよっぽど安心だ。 さらに自分の子猫を人間に託したりしない。 作者はどれだけおごり高ぶっているかが よくわかる。

更新日: 2016/05/15
芦屋のまーちゃんさんの感想

人間のエゴと実は猫のエゴも描写されている。 人間のエゴはまず飼い猫を捨てるということ。 汚ならしいのらネコは相手にしない。 子猫のエゴは3匹の中で2匹は母猫の忠告を無視し蒸発? 母猫は最初いたずら子のいない静かな家を主に選んだ。 次に子供のいる家に変えて、子猫を預け育児放棄。私がいない方があの子(子猫)は幸せよ!なんて考えは母猫のエゴイズムに他ならない。