「獅子舞雑考」の感想
獅子舞雑考
ししまいざっこう
初出:「民俗芸術 第三巻第一号」1930(昭和5)年

中山太郎

分量:約20
書き出し:一、枯れ木も山の賑やかし我国の獅子舞は、起原をアッシリヤに発し、支那を経て輸入されたものであると、説く学者がある〔註一〕。しかしながら有体《ありてい》に言えば、私の貧弱なる知識では、この説の前半の当否を、批判することが出来ぬのである。何となれば私はアッシリヤに関しては、毫末《ごうまつ》の知識だに有していぬからである。けれども、その後半である支那からの輸入ということについては、多少とも批判を加えるこ...
更新日: 2020/11/02
19双之川喜41さんの感想

 文章が 面白すぎる と言うことで 民俗学の重鎮達からは 軽く見られることは あったらしい。 獅子頭の鼻毛に 馬の尾の毛を 用いたそうで 廃材活用ということになる。