「四つの道徳」の感想
四つの道徳
よっつのどうとく
初出:「家庭雑誌 五巻四号」1907(明治40)年2月

大杉栄

分量:約1
書き出し:小児《こども》が河の中に溺れている。そこを四人の人が通り掛かる。その一人は思った。自己はただ自己のためにすれば善い。彼はそ知らぬ顔をして通り過ぎた。もう一人は考えた。もしあの児を助けたら、神様はきっと何かの褒美を下さるに違いない。彼はただちに水の中に飛び込んだ。もう一人も考えた。人の満足には、内的満足と外的満足との二種類がある。しかして、人を助けるのはその前者に属して、永久に続くところの快感を得る...
更新日: 2022/01/24
阿波のケンさん36さんの感想

溺れている子供に対してどう行動するか4つの心の動きを示しているがこう言う内なる考えでなく通常人はどの様にすれば助けられるか、無理なら助けを呼ぶといった行動に出ると思うのだが。