「金色夜叉」の感想
金色夜叉
こんじきやしゃ
初出:「読売新聞」1897(明治30)年1月1日~1902(明治35)年5月11日

尾崎紅葉

分量:約858
書き出し:前編第一章未《ま》だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠《さしこ》めて、真直《ますぐ》に長く東より西に横《よこた》はれる大道《だいどう》は掃きたるやうに物の影を留《とど》めず、いと寂《さびし》くも往来《ゆきき》の絶えたるに、例ならず繁《しげ》き車輪《くるま》の輾《きしり》は、或《あるひ》は忙《せはし》かりし、或《あるひ》は飲過ぎし年賀の帰来《かへり》なるべく、疎《まばら》に寄する獅子太鼓《ししだいこ》の...
更新日: 2020/11/04
19双之川喜41さんの感想

 ルビが 助けになるはずが 独自な振り方なので 妨げになることもある。 下駄で蹴ったか 靴で蹴ったか 判らないけど 素足で蹴るのが 作法であろうと思った。

更新日: 2018/03/21
a422e5b0f776さんの感想

 言葉づかいや言い回しなど難しかったです。反面、勉強になりますが。いつの時代も、人の心を雑に扱ってはいけないなと、痛感しました。

更新日: 2016/06/06
578e593c925eさんの感想

もっと難しいかと思ったら意外と読みやすかったです。 宮の描写がいちいちにおいたつようななまめかしさがあって良かったです。