「歴史とは何か」の感想
歴史とは何か
れきしとはなにか

津田左右吉

分量:約23
書き出し:世界の文化民族の多くは、その文化が或る程度に発達して文字が用ゐられて来ると、今日常識的に歴史的記録といはれるやうなものを何等かの形に於いて作り、さうしてそれを後世に伝へた。さういふものの由来、特にその前の段階としてのいひ伝へのこととか、民族によるその特殊性とか、またはそれらがどれだけ事実を伝へてゐるかとか、いふやうなことは、別の問題として、今はたゞそれらが主として人のしたこと人の行動を記したもので...
更新日: 2021/03/17
19双之川喜41さんの感想

 白い紙に 書かれた 黒い文字が 歴史であると いう人がいる そうだけど 書く人の主観に 引き摺られることは 避けられないと 思う。 誤差というか ぶれというか 織り込まなければ まずいかもしれないと感じた。

更新日: 2017/04/18
b9ef941530ccさんの感想

津田左右吉の歴史とは何かでは、歴史を書くには、偏らず、客観的に、固定観念にとらわれず書くことが必要性である。そうしないと、本当の歴史を書くことができなくなる。当然の事だが、歴史家はややもすると、自己の考えのみが正しく、それ以外の解釈、理解は間違っていると思い込み勝ちである。冷静に客観的に歴史を書くことが大切である。