作者は 妖しの 物語を 書くの を 得意と する 人なので 少しだけ 怪しいような 終わり方をする。 亡くなった前妻は いくら 残した子供 可愛がって もらっても 思いが 残ってしまった。 所天に ていしゅと ルビをふるのは 初めて見た。
すぐ先のわかる話ではあるが、よい家族であると思った
面白かったけど、だからなんなの (15)
だから何なのか。みたいな。
最後に肩透かしというか、すとんと素早く終わってしまったことに少しだけ困惑した。亡くなった前妻と思わぬ形で再会し、お互いに何か言うことはなかったのかなあと思った。夫は後妻の安全を最優先させただけなのかもしれないが。 細かいところだが、『おっちり眠る』という表現が可愛らしかった。「おっちり」とは「ゆっくり」と似たような意味を持つ方言であるらしい。おっちり。
オチクボモノガタリなどはいじわるなママハハ の話で、僕はママハハというものが、必ず嫌なやつなんだと決めつけていた。何か事件が起こりそうな雰囲気をだしながら、なんでもなかったというファルス。
山も谷も、オチも特に大きくない。誰も悪くないんだけど、少しだけ悲しい話。
定義付けられた価値観。当事者にとっての最善。以って主観と客観の対立。
ご主人も、最後になにか優しいことを、言ってあげても良かったのに…と思いました。
おい、これでおちか
どこか物悲しくて、それでいて温かい気持ちになる。少ない文章の中にうまーく色んな思いが込められています。