「女の姿」の感想
女の姿
おんなのすがた
田中貢太郎
分量:約3分
書き出し:
明治三十年|比《ごろ》のことであったらしい。東京の本郷《ほんごう》三丁目あたりに長く空いている家があったのを、美術学校の生徒が三人で借りて、二階を画室にし下を寝室にしていた。夏の夜《よ》のことであった。その晩はそのあたりに縁日《えんにち》があるので、夕飯《ゆうはん》がすむと二人の者は散歩に往こうと云いだしたが、一人は従わなかった。「杖頭《こづかい》もないのに厭《いや》なこった」「まあ、そんなことを...
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更新日: 2016/01/04
藤ふじのさんの感想
今も昔も曰く付き物件ってあるんだねぇ
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