岸田国士
ラジオ放送が「千里眼」の実験になっているという、設定勝ちのラジオドラマ。 放送を聞く人たちは「実験に立ち合う」事となり、 署名から聞こえてくる声に耳をすます。 最終的な作者落ちも面白い。 今では当たり前に存在する技術だが、 テレビは「千里眼」 ラジオは「遠耳(『光の帝国』/恩田陸)」だったのだろうなぁ。