「浅草を食べる」の感想
浅草を食べる
あさくさをたべる

古川緑波

分量:約4
書き出し:浅草を食べる古川緑波十二階があったころの浅草、といえば、震災前のこと。中学生だった僕は、活動写真を見るために毎週必ず、六区の常設館へ通ったものだ。はじめて、来々軒のチャーシュウ・ワンタンメンというのを食って、ああ、何たる美味だ!と感嘆した。来々軒は、日本館の前あたりにあって、きたない店だったが、このうまかったこと、安かったことは、わが生涯の感激の一つだった。少年時代の幼稚な味覚のせいだったかも知れ...
更新日: 2019/11/04
19双之川喜41さんの感想

 スカイツリーの お膝元での たべあるきを記す。 オーギョチは 食したことがあるけど 不思議な食べ物で 旨いと思った。 緑波は こまめに文章を書く方で 時代を 後世に伝えると感じた。

更新日: 2019/02/21
ハルチロさんの感想

戦前に書かれたエッセイとは思えないくらい、軽妙洒脱な綴り方で、テンポ良く読了できる作品でした。作者の方は、私の拙い記憶では、喜劇役者であった位の認識でしたが、大変読みやすく、分かりやすい文章を綴られる方であると思います。他の作品も拝読しようと思います。

更新日: 2016/06/28
3827ddee843eさんの感想

誰でも、思い出の場所、思い出の味がある。 何かの拍子にふと訪れたとき、そこが自分の記憶のままでいてくれると、妙にうれしいものだ。

更新日: 2015/12/17
b6226aa70d42さんの感想

うまそうな文章だ