「リシダス」の感想
リシダス
リシダス
上田敏
分量:約2分
書き出し:
今一たびは、あはれ桂よ。今一たびはなれ鳶色のみるて樹《じゆ》よ。鳶よ、ときはの。我は來り、摘まんとすなり、みのり淺き澁きなが果《み》を。強ひてする指もなめげになが葉をぞ、打ちふるふなる、みのり時、まだ來ぬ前に。胸にせまる、にがき思、いともいとも悲しき事の、我を強ひ、時ならぬ汝《な》を、さわがしむなる。その故よ、リシダス逝きぬ、逝きにけりな、盛りのまへに、うらわかき、リシダスの君、たぐふべき、ものも...
作品詳細
作品を読む
更新日: 2016/08/26
a1bfc4c29d0dさんの感想
星三つとしたのは、大したことないということではなく、自分には評価のしようもないので止むなく、ということです。 この訳者、上田敏と自分との距離を悲しくもおかしく思う次第。
青空文庫ビューア Ad
Icons made by
Freepik
from
www.flaticon.com