「さしあげた腕」の感想
さしあげた腕
さしあげたうで
上田敏
分量:約4分
書き出し:
見渡すかぎり、一面に頭《あたま》の海である。高くさし上げた腕の森が、波に半身を露はす浮標《うき》のやうに突出てゐる。跪いて祈る一大民衆だ。さし上げた腕の間から皆めいめいに上向《うはむき》の頭がみえる。海藻《かいさう》や地衣《こけ》がこの浮標《うき》に垂下《たれさ》がつてゐる。東から吹く風に、この髮の毛がふくらんで、おのづと拍子をとつて波動してゐる。それが、また、ひとつの祈にみえる。民衆は跪いてゐる...
作品詳細
作品を読む
更新日: 2018/03/17
0f3f4b732069さんの感想
短い文章なのに何が言いたいのかわからなかった。
青空文庫ビューア Ad
Icons made by
Freepik
from
www.flaticon.com