「宮本武蔵」の感想
宮本武蔵
みやもとむさし
04 火の巻
04 ひのまき
吉川英治
分量:約508分
書き出し:
西瓜一伏見桃山の城地を繞《めぐ》っている淀川の水は、そのまま長流数里、浪華江《なにわえ》の大坂城の石垣へも寄せていた。——で、ここら京都あたりの政治的なうごきは、微妙に大坂のほうへすぐ響き、また大坂方の一将一卒の言論も、おそろしく敏感に伏見の城へ聞えて来るらしい。今——摂津、山城の二ヵ国を貫くこの大河を中心にして、日本の文化は大きな激変に遭《あ》っている。太閤《たいこう》の亡き後を、さながら落日の...
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更新日: 2015/04/15
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