「宮本武蔵」の感想
宮本武蔵
みやもとむさし

08 円明の巻

08 えんみょうのまき

吉川英治

分量:約536
書き出し:春告鳥《はるつげどり》一ここは、鶯《うぐいす》の名所。柳生《やぎゅう》の城のある柳生谷——武者溜りの白壁に、二月の陽がほかりと映《さ》して、槍梅《やりうめ》の影が一枝、静かな画になっている。南枝《なんし》の梅花《うめ》は誘っても、片言《かたこと》の初音《はつね》の声は、まだ稀にしか聞かれないが、野路や山路の雪が解けると共に、めっきり殖《ふ》え出してくるのが、今、天下に遍《あまね》き武者修行と称する...
更新日: 2021/01/02
19双之川喜41さんの感想

 一乗寺で 三十三間堂で 遅刻常習である武蔵。 又 勝って仕舞った。 水面下の 深い心を 誰が知ろうと うそぶく。 心理作戦に サイサイ 負けちゃ 駄目でしょうと思った。 これで おしまい 武蔵の活躍と なります。

更新日: 2016/06/29
0cfef0997b5bさんの感想

吉川英治すばらしい。 どの本屋にも売っているので、サラッと読むつもりが引き込まれ、全部読んでしまった。 読者を飽きさせない内容、生き生きとした人物描写、全体にちりばめられた哲学、どれもすばらしく最高峰。 驚きと感動と共にたった今読み終わりました。

更新日: 2016/06/16
b9a19fa07da5さんの感想

若い時に読んだ時こんなに人生論を感じ無かった、そして時代背景がかいてあったとは読めなかった。

更新日: 2016/04/25
afc977ce0893さんの感想

素晴らしい刀士の生きざまを読めた