「鳴門秘帖」の感想
鳴門秘帖
なるとひちょう
01 上方の巻
01 かみがたのまき
吉川英治
分量:約360分
書き出し:
夜魔《よま》昼魔《ひるま》安治川尻《あじがわじり》に浪が立つのか、寝しずまった町の上を、しきりに夜鳥《よどり》が越えて行く。びッくりさせる、不粋《ぶすい》なやつ、ギャーッという五|位《い》鷺《さぎ》の声も時々、——妙に陰気《いんき》で、うすら寒い空梅雨《からつゆ》の晩なのである。起きているのはここ一軒。青いものがこんもりした町角《まちかど》で、横一窓の油障子《あぶらしょうじ》に、ボウと黄色い明りが...
作品詳細
作品を読む
更新日: 2015/08/22
6a52af442acdさんの感想
最初から手に汗を握る展開。おもしろい。文字も読みやすくて満足。
更新日: 2015/08/09
3082545c8164さんの感想
法月弦之丞はかっこいい
青空文庫ビューア Ad
Icons made by
Freepik
from
www.flaticon.com