「三国志」の感想
三国志
さんごくし

11 五丈原の巻

11 ごじょうげんのまき

吉川英治

分量:約485
書き出し:中原《ちゅうげん》を指《さ》して一蜀《しょく》の大軍は、※陽《べんよう》(陝西省《せんせいしょう》・※県《べんけん》、漢中《かんちゅう》の西)まで進んで出た。ここまで来た時、「魏《ぎ》は関西の精兵を以て、長安(陝西省・西安)に布陣し、大本営をそこにおいた」という情報が的確になった。いわゆる天下の嶮、蜀《しょく》の桟道《さんどう》をこえて、ここまで出てくるだけでも、軍馬は一応疲れる。孔明は、※陽に着...
更新日: 2018/03/25
青空文子さんの感想

二度目の読破ですがやっぱり面白い! 信義に厚く勇猛果敢な武将たち、稀代の天才軍司諸葛孔明。敵ですら魅力的な武将が群雄割拠し、長編ながら読み手を飽きさせない素晴らしい作品です。

更新日: 2016/06/21
3827ddee843eさんの感想

どんな英傑も、運命という波に乗り、飲まれ、また乗り・・。 波の引いた砂浜に残るものは、忠義を尽くした人生か、はたまた後世から奸雄と呼ばれる人生か。

更新日: 2015/09/05
638c0cbfceddさんの感想

長い小説ですが、面白かったので2度読みました。2度めの方がよく理解でき良かったです。