仕出し 弁当屋なら 作り上げて 売り出すのが 渡世の 義理なんだけど 物書きや屋は 注文を 受けてから やっつけ仕事で 糊口をしのぐので 受注 販売なんだなと 妙に 得心して しまった。
雑誌記者にこのテーマで書いてくれ! と言われたけど 書けないので断ったら それでもいいから書いてくれ と言われて書いたて話 太宰も後年100年残ると後に知ってれば 全力で断っただろうになぁ
雑誌記者が わざわざ 東京から 旅費と宿泊費をかけて 太宰に 雑文の 執筆の 依頼に訪れる。恩になったことは いちいち 挙げ立てないと うそぶくけど 太宰には 臆病な ご機嫌買いの虫がいるので 受けてしまう。読者の 下等な 好奇心を 満足させるためには 書きたく無いときにも 筆を執る。
短いけどいい話
、
題材が復讐は嫌な 太宰かな
現代の読者をあてにしていないと語る作者。ベストセラー作家にはなりたくないのだろう。ただ食うためには書かざるを得ないという葛藤もわかる。太宰よ!貴殿は我々の時代では立派な古典作家となってるのですよ!
なぜか筒井康隆を連想してしまった。メタ的というやつなんだろうか
普通だった
恩と讐についてのエッセイを、と頼まれ出来上がったもの。