「神社合祀に関する意見」の感想
神社合祀に関する意見
じんじゃごうしにかんするいけん

南方熊楠

分量:約87
書き出し:最初、明治三十九年十二月原内相が出せし合祀令は、一町村に一社を標準とせり。ただし地勢および祭祀理由において、特殊の事情あるもの、および特別の由緒書あるものにして維持確実なるものは合祀に及ばず、その特別の由緒とは左の五項なり。(1)『延喜式』および『六国史』所載の社および創立年代これに準ずべきもの、(2)勅祭社、準勅祭社、(3)皇室の御崇敬ありし神社(行幸、御幸、奉幣、祈願、殿社造営、神封、神領、神...
更新日: 2019/11/07
19双之川喜41さんの感想

 熊楠は 神社合祀に 反対の論拠を 具体的に  理をわけて説く。 他の地に金が落ち 地元が潤わない。 漁師が 目印にしていた杜が荒れ 仕事に差し障る。 合祀は どこかの国の 遺跡爆破に似た愚挙であった。