「貪婪禍」の感想
貪婪禍
どんらんか
初出:「京都帝國大學新聞 第三百十七号」1940(昭和15)年8月5日

太宰治

分量:約4
書き出し:七月三日から南伊豆の或る山村に來てゐるのだが、勿論ここは、深山幽谷でも何でもない。温泉が湧き出てゐるといふだけで、他には何のとるところも無い。東京と同じくらゐに暑い。宿の女中も、不親切だ。部屋は汚く食事もまづい。なぜこんな所を選んだのかと言へば、宿泊料が安いだらうと思つたからである。けれども、來て見ると、あまり安くもない。一泊五圓以上だ。一日の豫定の勉強が濟んで、温泉へ入り、それから夕食にとりかか...
更新日: 2021/03/13
19双之川喜41さんの感想

 東京の 井の頭公園の裏の 御殿山は 昔は ハイキングコースだったとは 知らなかった。 木の幹に 登山記念と刻む 輩もいたようだ。 太宰は 非日常と 日常が反転していたのかなと感じた。

更新日: 2015/10/16
0eb2ed905329さんの感想

読み終わってからタイトル見ると納得するな