従業員が 一斉に 休職したからか エレベーターが 故障したからか 爺さんが 雇用者の 立場にも 気を使う ようになった 理由は あまり よくわからない。しかし 取りあえず 良い人の ようになったことは 双方の ために なったかも しれないと 感じた。
短いけどハッピーエンドでまとまっていた。読みやすい。
おじいさんが、改心したことは、喜ばしい話です。 ふと、思ったら、従業員が全員ストライキしたら、どうなるのだろうか? 中小企業なら倒産だろう。 飲食店など、アルバイトばっかりだから余計、店長は不安だろう。 ブラック企業で辞めれないアルバイト学生の話も聞くが、労働者の方が強くないといけない。 その点、作者は雇主を弱者として扱っている。プロレタリア文学だ!
夏らしい話が読みたくてタイトルを見て選んだが、あまり夏にこだわった作品ではなかった。人間、心を入れかえれば、いつでも良い人生を歩むことができるという話か。小川未明らしい作品。
てっきりひどい目にあうと思ってた だって小川未明だし