「夏とおじいさん」の感想
夏とおじいさん
なつとおじいさん
初出:「國民新聞」1931(昭和6)年7月12日

小川未明

分量:約8
書き出し:ある街《まち》に、気《き》むずかしいおじいさんが住《す》んでいました。まったく、独《ひと》りぽっちでおりましたけれど、欲深《よくふか》なものですから、金《かね》をためることばかり考《かんが》えていて、さびしいということなど知《し》りませんでした。「おじいさんは、おひとりで、おさびしくありませんか?」と、独《ひと》り者《もの》のおじいさんの身《み》の上《うえ》を思《おも》って、なぐさめるものがあると...
更新日: 2024/04/15
19双之川喜41さんの感想

 従業員が 一斉に 休職したからか エレベーターが 故障したからか 爺さんが 雇用者の 立場にも 気を使う ようになった 理由は あまり よくわからない。しかし 取りあえず 良い人の ようになったことは 双方の ために なったかも しれないと 感じた。

更新日: 2018/11/27
7e055bfe1ec2さんの感想

短いけどハッピーエンドでまとまっていた。読みやすい。

更新日: 2018/08/15
いちにいさんの感想

おじいさんが、改心したことは、喜ばしい話です。 ふと、思ったら、従業員が全員ストライキしたら、どうなるのだろうか? 中小企業なら倒産だろう。 飲食店など、アルバイトばっかりだから余計、店長は不安だろう。 ブラック企業で辞めれないアルバイト学生の話も聞くが、労働者の方が強くないといけない。 その点、作者は雇主を弱者として扱っている。プロレタリア文学だ!

更新日: 2018/08/10
99ecc738ee08さんの感想

夏らしい話が読みたくてタイトルを見て選んだが、あまり夏にこだわった作品ではなかった。人間、心を入れかえれば、いつでも良い人生を歩むことができるという話か。小川未明らしい作品。

更新日: 2018/08/09
6339415e119cさんの感想

てっきりひどい目にあうと思ってた だって小川未明だし