「森の中の犬ころ」の感想
森の中の犬ころ
もりのなかのいぬころ

小川未明

分量:約8
書き出し:町《まち》のある酒屋《さかや》の小舎《こや》の中《なか》で、宿無《やどな》し犬《いぬ》が子供《こども》を産《う》みました。「こんなところで、犬《いぬ》が子《こ》を産《う》みやがって困《こま》ったな。」と、主人《しゅじん》は小言《こごと》をいいました。これも、小僧《こぞう》たちが、平常《へいぜい》小舎《こや》の中《なか》をきれいに片《かた》づけておかないからだと、小僧《こぞう》たちまでしかられたので...
更新日: 2019/10/29
19双之川喜41さんの感想

 今でも 避暑地などに 小動物を 置き去りにする人は 珍しくないと聞く。 身勝手な 人間の振るまいを 犬の視点からえがく。 健気な 母犬と思った。