「おさくの話」の感想
おさくの話
おさくのはなし
初出:「教育研究」1929(昭和4)年10月

小川未明

分量:約17
書き出し:おさくは、貧《まず》しい家《いえ》に生《う》まれましたから、小学校《しょうがっこう》を卒業《そつぎょう》すると、すぐに、奉公《ほうこう》に出《で》なければなりませんでした。「なに、私《わたし》が、いいところへ世話《せわ》をしてやる。」と、植木屋《うえきや》のおじいさんはいいました。彼女《かのじょ》の父親《ちちおや》は、とうに死《し》んでしまって、あわれな母親《ははおや》と暮《く》らしてきました。お...
更新日: 2020/11/02
19双之川喜41さんの感想

 おさくは  学校出るとすぐに  奉公に 出されます。 奉公先のこどもたちが  紙風船を ことさらに  叩き割るのを見て  我慢がならず 窘めた ために  追い出されてしまいます。 おさくの母親の  手内職が 深く関係した 出来事でした。 心に残る作品です。