「津軽地方とチエホフ」の感想
津軽地方とチエホフ
つがるちほうとチエホフ
初出:「アサヒグラフ 第四十五巻第十四号」1946(昭和21)年5月15日

太宰治

分量:約6
書き出し:こなひだ三幕の戲曲を書き上げて、それからもつと戲曲を書いてみたくなり、長兄の本棚からさまざまの戲曲集を持ち出して讀んでみたが、日本の大正時代の戲曲のばからしさには呆れた。よくもまあ、こんなものを、書く人も退屈せずに書いたもの哉、讀む人も退屈せずに讀んだもの哉、さうしてこんなものでもたいてい大劇場に於て當時の名優に依つて演ぜられたものらしいが、よくもまあ、名優たちもこんなつまらない臺詞を大眞面目で暗...
更新日: 2021/05/11
19双之川喜41さんの感想

 大正時代の文学で かなり有名なものでも 今読むとひどいものがおおいと切ってすてるけど 太宰自身が 歴史の評価に 耐えられる作品を 遺したと確信していたかもしれないと感じた。

更新日: 2015/07/22
きょうぞうさんの感想

太宰先生は悪口の名手ですなぁ。