「あやふやなこと」の感想
あやふやなこと
あやふやなこと
初出:「文章倶楽部 第十巻第九号(九月号)」新潮社、1925(大正14)年9月1日

牧野信一

分量:約6
書き出し:記者。お忙しいところへ、甚だ恐縮ですけれど、「私が処女作を発表するまで」と云ふやうなことに就いて、何かお話して下さいませんか。牧野。処女作は、学生時分——早稲田に居る間——に、二つ書いた。どつちが先だか忘れて了つたが、「爪」と云ふのと、「闘戦勝仏」と云ふのとである。「爪」を書いたのは慥か冬だつた。そして「闘戦勝仏」の方は夏だつた。兎も角、どつちが先だか判然しないが、非常な怠け者で、この二つしか書か...
更新日: 2018/09/15
いちにいさんの感想

物書きが本を読まないなんて信じられない。

更新日: 2017/08/01
9faefe98cbdeさんの感想

古い文体で書かれているが、内容は今日のインタビューに似たようなもので、牧野さんの人間味のようなものが見られて暖かい気持ちになった。 対談の端々から彼の初々しさ(若者らしさ)が覗けたのも良かった。

更新日: 2017/01/17
e5b59fdfdc85さんの感想

面白い!実に面白い!気が付けば居場所、仕事、とは悪戦苦闘せずとも出上がりつつあるのもか知れない。

更新日: 2016/12/09
bdd53005a915さんの感想

川の流れに動かない。 不定であるがゆえに。